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COLUMN

【COLUMN Vol.3】ORTUS HARMONYという軸を育てるまで

これまでと、これから


たったひとつの場所を、つくるまで

いま、こうして「ORTUS HARMONY」という場所を“私のHOME”と呼べるようになるまでには、
いくつもの選択と、立ち止まる時間がありました。

もともと美容医療の世界に飛び込んだとき、
私の中には「もっと患者さんの“魅力”に向き合えるアプローチがあるのではないか」という想いがありました。

ですが、思い描くものをうまく形にできず、想いをどう届ければいいのか、わからなくなってしまう瞬間もありました。

それでも一つだけずっと持ち続けていたのは、“美容医療の先にも、まだ可能性があるはず”という信念でした。

私が届けたいのは、“もっと奥にある何か”

私は「美しさ」とは、ただ左右対称で整っていることではないと思っています。
たとえ手術で外見を整えたとしても、それだけでは満たされない“何か”がある——。
それはきっと、「自分らしさに気づくこと」や「今の自分を好きになること」なんだと思います。

ORTUS HARMONYを立ち上げた当初は、
「術後をさらに素敵に仕上げたい」
「魅力を引き出すメイクを提供したい」
そんな想いが強くて、勢いで駆け抜けた部分もありました。

でも、事業を進め、患者さんとの会話を重ねていく中で、「これは、ただのサービスではない」と感じるようになりました。
私が本当に届けたいのは診断そのものではなく、“自分を肯定するきっかけ”だったんです。

すべての想いを、ホームページに込めた

今回のホームページ制作は、ただの情報掲載ではなく、私にとって“軸を言葉にする作業”でした。

なぜこの仕事をしているのか。
何にこだわり、何を届けたいのか。

すべてを自分に問い直して、丁寧に言葉を紡いでいくことで、
「ああ、やっぱりこれが私のやりたかったことなんだ」と、ようやくスタートラインに立てた気がします。
だからこそこのホームページは、
私にとって、そっと立ち戻れる“帰る場所”のような存在になっています。

そしてここで綴るコラムは、
SNSでは軽く流れてしまうような想いや言葉を、
「ここに来てくれた人にだけは、ちゃんと伝えたい」という気持ちで──
ひっそりと、少しずつ残していきたいと思っています。

ORTUS HARMONYという軸とともに

オルタスは、完成した場所ではありません。
これからも時代や人の気持ちに寄り添いながら、変化していく“しなやかな軸”でありたいと思っています。

誰かが「自分を好きになる」きっかけを、私という存在や、オルタスのメニューが担えたなら——
それが、私にとって何よりの喜びです。

ここからまたORTUS HARMONYと一緒に成長していくとともに、
いつかこの場所が、
誰かが迷ったときにそっと立ち寄れる“HOME”のような存在になれたら嬉しいです。


Medical Visual Director AYAKA