メイクがもたらす、“見た目以上”の変化
「外見を整える」だけじゃない、メイクの力
なぜ、看護師として医療の現場にいた私が、“メイク”という世界にこんなにも想いを込めているのか——。
それは、メイクには、ただ外見を整えるだけではなく、『自分を肯定する力』があると、ずっと感じてきたからです。
医療の現場で知った“生き方”の尊さ
がん看護の現場から美容医療へとキャリアチェンジした私。
命と向き合う日々の中で、人が『自分らしく生きること』にどれほど価値があるかを学びました。
美しさは、健康や生命と同じくらい、その人の尊厳に深く関わるものだと、私は考えています。
外見の変化が、心を動かすとき
美容医療の仕事を通じてアートメイクと出会った私は、見た目の印象が大きく変わることで、日々の快適さや“お顔全体が整った感覚が得られる喜び”をたくさんの方が感じているのを目の当たりにしてきました。
ですが、本当に驚かされたのは、“メイクだけ”で印象がガラッと変わったときにこそ、その場で表情が明るくなり、自信が湧いてくるような、内面までの変化が起こる瞬間でした。
メイクは、コンプレックスを隠すためだけのものではなく、“その人らしさ”を整え、自然とにじみ出る魅力を引き出す手段だと思っています。
「似合う」は、魅力を可視化する鍵
私は、顔分析やパーソナルカラー、骨格診断という手段を用いて、その人にしかない“らしさ”を見つけ出し、外見と内面が自然に調和するメイクやアートメイクを大切にしています。
コンプレックスにばかり目が向きがちな方も多いのですが、実はそのすぐそばに、ご本人が気づいていない魅力がたくさん隠れています。
その魅力が自然と表れてくるようなメイクが、私の目指すところです。
気軽に楽しみながら、自分らしさを見つけていくために
私にとってメイクは、“自分らしくいられる表情”をつくるための手段です。
誰かのために頑張って整えるのではなく、「これ、なんかしっくりくる」という小さな感覚を重ねていくこと。それが、“自分をもっと好きになる”きっかけになっていくのだと思います。
そして、メイクは本来もっと自由で、もっと楽しいものでもあります。
ほんの少しだけ自信が欲しい日も、気分を上げたい日も、自分の気持ちに素直に寄り添える道具として、これからも私は“メイク”という選択肢を大切にしていきたいと思っています。
Medical Visual Director AYAKA