ダウンタイムを、ただの“待ち時間”にしない。
美容施術のあと、鏡を見ると不安になることがあると思います。
腫れや内出血、左右差、表情の変化。
人によっては、動かしにくさや痺れを感じることもあります。
「ちゃんと元に戻るかな」
「この先どんな顔になるんだろう」
それは誰もが抱く感情です。
私はこれまで、看護師として多くの術後の方とお会いしてきました。
そして今は、その後の生活を支えるメイクを担当しています。
手術が終わってまだまだ回復途中でも、
日常はすぐに始まり、また進んでいきます。
でも顔が変化しているあいだ、人はどうしても立ち止まりがちです。
外に出ること、誰かに会うこと、笑うこと。
「もう少し先でいいかな」と感じることもあると思います。
ダウンタイムカバーメイクは、
その“もう少し先”を、少しだけ早く取り戻すためのものです。
顔色が整うだけで、気持ちも動き出します。
内出血を隠せると、回復後の良いイメージも湧きやすくなります。
ただ隠すのではなく、日常に戻るきっかけをつくる。
それが、このメイクの本当の意味です。
ダウンタイム中は、身体も心も回復モードにあります。
普段通りの行動ができないからこそ、
少しずつ整える作業が、自分を支える時間になります。
その時間を、一緒につくりたい。
それが、このダウンタイムカバーメイクが生まれた理由です。
このメイクでは、可能な限り肌に負担をかけないよう、
そしてヨレずにきれいな状態を保てるよう、少ないアイテムと工程で仕上げます。
しっかり重ねてないのにきれいに見える、ということを大切にしています。
美容医療を受ける方の多くは、
なりたい自分になるための勇気を出しています。
だからこそ、その過程も大切にしてほしいと思います。
ダウンタイムを、ただの我慢の時間ではなく、
変化と再生の時間として過ごせるように。
このメイクが、そのきっかけになれば嬉しいです。
Medical Visual Director
AYAKA





