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COLUMN

【COLUMN Vol.6】美しさは、ふるまいにも宿る

外見の変化を“自分らしさ”に変えるまで

“その人らしさ”は、どこに現れるのか

「内面は外見に出るよね」そう言われて、ドキッとしたことはありますか?
なんとなく、性格が顔に出る——たとえば、落ち着いた人は、穏やかな雰囲気になる。

それって本当でしょうか? そして、どうやって見分けられるのでしょうか。
外見だけではなく“印象”そのものを扱う私だからこそ見える視点があります。

“内面は顔に出る”は、どこまで本当?

生き方や考え方が顔に出る、というのは確かにあります。
もちろんそれは“性格が顔の形を変える”という話ではありません。

実際に印象に影響しているのは、
 - 目線や姿勢
 - 声のトーン
 - 口元の動きや、癖(眉・口角など)
 - 肌の調子(セルフケアへの意識)など。

「内面がにじみ出ている」ように見えるのは、“意識”や“習慣”が蓄積された結果としての外見なのです。

“外見から変える”のは無意味?

答えは、Noです。無意味ではありません。

なぜならば、外見が整うと、
 - 自信がつく
 - 目線が上がる
 - 自分に手をかける余裕が生まれる
結果として、“内面”が整っていくルートを辿ります。

これはオルタスで多くの患者さんを見てきた中で、何度も感じたことです。
外見から入る変化にも、十分価値があります。

外見だけでは完成しない、美しさのかたち

けれども、「外見を変えても中身が変わらなければ意味がない」そんな声もよく聞きます。

たとえば、優しい雰囲気に整えたのに、ふとした瞬間に相手を傷つけるような言動があると、どれだけ可愛くなっていても、その魅力は薄れてしまうものです。

だからこそ、“整った自分に、ふさわしいふるまいを選べるか”も、とても大切なことです。

美しさとは、単にパーツの配置ではなく、“今の自分を好きだと思えるかどうか”。
せっかく変わったなら、その変化を“好きな自分”として生かしていってほしいと思っています。

そのために外見からアプローチして、行動や意識の変化につなげていくことも、オルタスが大切にしている道筋です。

“らしさ”は、顔に出るのではなく、にじみ出る

その人らしさは、「このパーツがこうだから」ではなく、
 - 似合う色を纏っているか
 - 自分に合った髪型やファッションを選べているか
 - 余白のあるメイクで呼吸ができているか
そうした“選択”の積み重ねでにじみ出るものです。

オルタスの診断やメイクは、
「外見→内面」も、「内面→外見」も、どちらからのアプローチも大切にしています。

その人のリズムに寄り添いながら、自信が顔に出る流れを整えていきます。

変わった“その先”を、どう生きるか

「内面が外見にあらわれる」——それは、ある意味では本当。
けれど、それがすべてではありません。

外見を変えることで、“内面”があとから追いついてくることもあります。
だからこそ私は、どちらの入り口も大切にしたいと思っています。

大切なのは、外見が「変わる」こと自体ではなく、変わった“その先”をどう生きるか。 
その変化をどう“自分らしさ”に繋げていくかが、本当の意味での美しさに関わってくるのだと思います。


Medical Visual Director AYAKA