若さと経験、その両方に宿る美しさ
若さは尊い、美しさのひとつの形
若さはそれだけで尊いもの。
そのままの存在が、無条件に輝いて見えますよね。
でも、美しさは若さだけに宿るわけではありません。
経験が育てる、滲み出る美しさ
これまで生きてきた時間、感じてきたものや経験は、内側から自然に滲み出ます。
それは、品格や知性となり、話す時の空気感や間の取り方、言葉選びに表れる。
「何を伝えて、何を伝えないか」――そんな絶対に取り繕えない部分にこそ、本物の美しさが宿ると思います。
そしてもうひとつ、経験が育むのは“想像力”です。
相手の心情や背景に思いを寄せること。
言葉の端々にとらわれて否定するのではなく、「なぜその言葉や態度になったのか」と想像できること。
そんな余白のあるふるまいこそ、品格につながっていくのだと思います。
受け入れることは、諦めることじゃない
加齢は誰にとっても平等です。
だからこそ自分の年齢を否定することは、先を歩いてきた人への敬意を欠き、自分自身を否定し、これからを生きる人たちに、“年を重ねることも悪くない”と思える希望を伝えられなくなります。
ただし、「受け入れる=諦める」ではありません。
「もう仕方ない」と投げ出すことではなく、「今の自分を大切に生きていこう」と選ぶこと。
その延長線上に、美容医療やエイジングケアを取り入れるのも素敵な選択肢です。
“自分らしく心地よく生きるため”の工夫として。
美の土台はやっぱり健康
美しさを育てていくうえで、忘れてはいけないのが健康。
私は看護師としての臨床経験も長いので、時に介護や食事、運動に関する相談を受けることもありますが、最終的に行き着くのは「日々の体のケアが外見にも響く」ということ。
どんなに素敵なメイクや美容医療を重ねても、睡眠不足や栄養の偏りが続けば、本来の美しさは引き出しきれません。
結び
美しさに年齢制限はありません。
若さも、経験も、どちらもその人の魅力を形づくる大切な要素。
受け入れることは諦めることではなく、今を心地よく生きるための選択です。
そして結局のところ――
いっぱい行動して、いっぱい失敗して、そして乗り越えること。
その積み重ねが、人間力を育て、年齢を重ねてからこそにじみ出る美しさをつくっていくのだと思います。
最後にひとつだけ。
美も健康あってこそ。
無理せず楽しみながら、自分を大切にしていきましょう♡
Medical Visual Director AYAKA